令和3年,震災から10年という節目の年に,本校3年生活科の生徒が「自分たちにも何かできないか」と「防災食プロジェクト」を立ち上げ,昨年,今年と後輩が,その活動を引き継ぎ活動を続けています(チーム名「JKの知恵袋」)。
昨年度は,先輩が作成したパンフレットを使用し,「備えることの大切さ」を伝えるために,地域の小学校や公民館で出前講座を開催しました。また,災害直後に必要なものは何か研究し,「電気・ガスなしレシピ」を考案し,ポスターと電子パンフレットを作成し,市内の中学校に配布しました。
今年度は特に広報活動に力をいれ,これまで作成したポスターやパンフレットを,近隣の小・中学校や公民館の防災担当者へ直接説明する活動をしており,要望があれば,積極的に出前講座を開催しております。
このほか広報活動の一環として農業クラブ連盟意見発表大会にエントリーし,校内選考を経て県大会,東北大会と勝ち進み,8月24日(木)~25日(金)に行われた東北大会で最優秀賞を受賞しました。このことにより10月に熊本県で開催された全国大会に東北代表として出場し,多くの方々に私たちの防災活動を知っていただく機会になりました。
私たちの活動は正直言って地味かもしれませんが,私たちが,歩みを止めず地道に活動し続けることで,名取市から始まった活動でしたが,今では新聞や雑誌,テレビなど様々なメディアにも取り上げて頂き,県外からも問い合わせもあり,防災の輪が少しずつ広がっていることを実感しています。
「JKの知恵袋2」は,今後も地道に防災活動をしていきます。ご支援よろしくお願いします!!