1月21日(火)5・6時間目3年生活科「調理」の授業で,仙台コミュニケーションアート専門学校(2020年4月 仙台カフェ・パティシエ&調理専門学校へ校名変更)から2名の方に来ていただき,本格パティシエの製菓の技を教えていただきました。
実習の内容は,「マジパン細工」と「苺のティラミス」です。
まず,はじめに「苺のティラミス」の師範をしていただきました。
「ティラミス」の語源が,「tira」が「引っ張って」,「mi」が「私を」,「su」が「上へ」で,「tiramisu」は「私を引っ張り上げて」だそうです。 生徒のテンションも上がり,自然と笑顔になっていました。
次に,「マジパン細工」です。アーモンド粉末と砂糖を混ぜ合わせたお菓子で,さまざまな色や形にすることができます。
今回は,色鮮やかなイチゴに挑戦しました。
いよいよ実践です。4つのグループに分かれて作りました。
後片付けをしっかりしてから,試食タイム!!
最後に,今回特別授業をしてくださった講師の先生に,感謝の気持ちとして,生徒から本校で栽培した採れたての「苺」と「茎ブロッコリー」が贈られました。また,先生方からは,卒業間近の生徒へ素敵なメッセージをいただきました。
~生徒の感想~
今回マジパン細工をすると聞いた時に,初めて聞いた言葉だったので,「何だろう?」と疑問に思いました。調べてみたら,ケーキの上にのっているキレイで繊細な飾りでした。講師の先生からは,アーモンドが原材料ということを聞き驚きました。練る時にボロボロ落ちて大変だったけど,「いちご」が完成した時は,ぶかっこうではあったけど可愛らしくできました。
「ティラミス」の名前の由来が,「私を上に持ち上げて」という意味で,女の子が落ち込んでいるときに贈るといいと聞いて,素敵だと思いました。普通の「ティラミス」は,ほろ苦くて大人の味だけど,今回の「苺ティラミス」は,甘酸っぱさもあって,見た目も可愛らしかったです。
初めてマジパン細工をしました。手が油っぽくなったけど,ケーキをみてクオリティーが高くてびっくりしました。「苺のティラミス」は,今まで食べたティラミスの中で,一番おいしかったです。生クリームが苦手だったけど,このクリームはとてもおいしかったです。
初めてマジパン細工でイチゴを作ったけれど,簡単そうに見えて,やってみると意外と難しかったです。イチゴの形を手のひらで整えたり,イチゴのへたの部分を細かく切るのも難しかったですが,何とかきれいにできたので良かったです。
プロの方に来ていただき,普段できない体験ができました。とてもおいしい「苺のティラミス」を食べることができました。苺のソースは,リキュールが入っていたり,家で作ることは難しそうだったけど,他ではまねできない技を教えてもらいました。
初めてこんなにおいしいティラミスを食べました。わざわざ宮農に来てくださって,本当にありがとうございました。先生も,とてもやさしくて,生徒との壁とかなく接してくださって,気さくな方なんだなぁと思いました。でも,目の前で実際に見た技は,やっぱりプロの技だなと思いました。