寄宿舎指導員のブログ

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自啓寮 生活科1年4組の義務入寮

 まだ宮農祭の熱気が覚めやらぬ10月31日から始まった、生活科1年4組の義務入寮。

寄宿舎指導員目線で特に印象的だったことは、初日の荷物搬入の時に靴をしっかり揃えている人や、

布団のたたみ方がきれいな人が多かったことです。

その様子を通年生に話すと「さすが生活科だ!」と関心していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日のオリエンテーション。この頃はまだ「寮生活いやだなー」、「スマホが使えなくなる」、

「友達とうまくやっていけるか」といった不安が大きかったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職員室に入室する時は、「○○号室の○○です、動態盤の手続きと貴重品を預けに来ました。」

初めて聞く文言ばかり、かまずに言えましたか?

 

通年生と顔合わせ。

「わからないことは何でも聞いて」

 

 

 

 

 

 

 

みんな大好き寮のごはん!ご飯が美味しかった、また食べたいという感想が聞こえてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの笑顔が、毎食献立を考える栄養士の先生や調理員さんへの感謝の気持ち。

 

 

 

 

 

 

自由時間はクラスメイトとの交流の場。

今まで話せなかった人との会話や教室では見ら

れなかった友だちの新たな一面も!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ日課やルール、マナーを守るのか。

なぜスマホを預けなければならないのか。

洗濯物を干したりたたんだり、居室を毎朝きれいにしたり、当番仕事があったりと普段の生活では課されないこと

ばかりの寮生活でしたが、3週間の義務入寮で体感して学んだこと気付いたことがたくさんあったと思います。

 

自啓寮 1年3組 義務入寮

10月3日(火)から、3組の義務入寮が始まっています。

2週目を終えた感想は・・・

 

「楽しくなってきました!」

「あと一週間で終わるなんて寂しい」

「寮のごはんがすごく美味しいです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

義務入寮と言えば、初めは「3週間もあって、寮の中ではスマホが使えなくて、

時間も決められていて、ゆっくり休めないから疲れそう・・・嫌だなぁ。」

と、思うようです。

 

ところが、1週目も終わり頃には慣れてきて、

少し疲れた様子はありながらも

義務入寮でしか得られない、”いろいろなこと”を実感し始め、

2週目はまたがんばろう、と気持ちを前向きに、「ただいま」と笑顔で帰ってくる生徒も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

義務入寮を終えた際に、皆さんが書く最後の感想文が楽しみです。

義務入寮を体験して、どんなことを感じ、

この先に活かしていこうと思うのかを、毎回しっかり書いてくれます。

 

寮生活は時間もしたいことも自由ではなく、洗濯など自分のことは自分でしなければならず、

当番活動があったり、眠くてもごろりと横になったりすることはできません。

友人関係や周囲への配慮などもあり、多少無理をしたり、頑張ったりする場面も多い生活です。

 

そんな義務入寮を通して気付いたことの”いろいろなこと”がそれぞれあって、

読んでいると嬉しくなります。

 

 

 

 

 

 

 

ラスト1週間ですね。

無事に、楽しく、過ごせますように。

 

自啓寮 夏期研修を終えて

 夏休み明けの自啓寮は計5日間の夏季研修から始まりました。

 1日目 舎監長講話/夏季休業中1分間スピーチ

 2日目 チームビルディング

 3日目 寮生活の振り返り/各委員会活動

 4日目 寮内学習 作文「私のアピールポイント」

 5日目 舎監講話 遠藤魁人先生

 舎監長講話の中で,鳥取県で行われた全国農業経営育成高等学校研究協議大会に出席し,全国の農業高校の寮についての報告がありました。同じような課題を抱えている寮があることや,自啓寮より厳しいルールや特色があることを知り,自分たちと同じように頑張っている仲間が全国にいるんだと励まされたようでした。

 2日目は新聞紙5枚を使って,どのチームがより高いところにピンポンボールを置けるかというゲームをしました。男女混合で即席チームを作り,白熱した戦いが繰り広げられました。

  

「いつも話したことがなかったけど協力してできてよかった」、「さまざまなやり方があって個性的だと思った」などという感想が聞かれ,お互いを認め合い,協力して作り上げるという達成感を味わったようでした。

  今回の舎監講話は,今年度着任された遠藤魁人先生。剣道では全国でベスト16になったこともあるぐらいの実力者!ですが練習が嫌なこともあったという話に,寮生は親近感が湧いたようです。特に「当たり前のことを当たり前にやる!」という先生の言葉に,寮生の多くが「自分も当たり前のことをきちんとやろう」といった感想を述べていました。

 夏季研修後の寮生は、今まで考えていた意見を積極的に出したり、普段話さなかったメンバーが関わりを持ち始めたりと少しずつ変化が見られています。誰かが やらなければならない仕事を快く引き受けたりする場面も多くみられるようになりました。

 寮生活を通してひと回りもふた回りも成長している自啓寮生の活躍に期待したいと思います。

自啓寮 1年2組義務入寮

 遅くなりましたが,1年2組の義務入寮の様子をお伝えします。

 6月26日(月)から7月14日(金)までの3週間,元気な2組の皆さんと賑やかな自啓寮での生活になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日は覚えることがたくさんあります。

「△△号室の◇◇◇です。動態盤の手続きと,貴重品を預けにきたのと,居室の鍵を借りにきました。失礼します。」

「どうたいばん」って何だろう?「きょしつ」って?

動態盤は皆さんの動向を知っておくためのもので,小さな色つきのマグネットで自分の名前のところにつけたり外したり,外出先を書いたしりて示すボードです。最初はなかなかスムーズに出てこないこのセリフも,3週目には通年生のようにスラスラと言えるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほぼ毎晩の学習時間にある「寮学習」の様子。2週目には「集団生活で気付いたこと」を発表しました。

「思っていた以上に気を付けなければならないことは多かった」「気遣いを大切にしなければと思った」「ルールやマナーの大切さがわかった」「すれ違ったときにあいさつをすると生活がよくなる」等・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

この3週間で多くのことを学んだ,もっと寮生活をしたかった,という声がたくさんありました。

自分で自分のことをしなければならない,時間に縛られている,ルールがある,スマホが使えない。

それでも自分を高められる場。寮でしか気づけないことがある。

宮城県農業高等学校は,素敵な気持ちを味わえる義務入寮があります。

 

次は10月に3組さんが入寮します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全国味噌汁フェアin自啓寮」開催中

 自啓寮で全国の有名な味噌汁を食べ比べ!

  

 

今回エントリーされたのは・・・

・白菜のみそ汁(宮城/仙台みそ・米みそ)

・なめこ汁(東海/赤だし味噌・豆みそ)

・納豆汁(東北/赤みそ・米みそ)

・里芋のみそ汁(中京/白みそ・米みそ)

・薩摩汁(九州地方/九州みそ・麦みそ)

・さんまのつみれ汁(岩手/赤みそ・米みそ)

の6品。

和食に欠かせないみそ汁ですが,食生活が豊かになった今,中華や洋風問わずみそ汁には多くのライバル(!?)が出現し,みそ汁離れも感じられる今日このごろ。

各地の味噌を使ったさまざまなみそ汁が味わえるこの企画は,栄養教諭の佐々木志穂先生が,

寮生にみそ汁をもっと食べてほしい,関心を持ってほしいとの思いから生まれました。

味噌の作り方や健康効果,みその種類などのマメ知識

寮内では「どのみそ汁がおいしかったか?」とか「あのお味噌は甘みがあったよね」などみそ汁トークが繰り広げられています。

 今週から1年2組の義務入寮が始まり自啓寮はとても賑やかです。

どのみそ汁が人気なのか、「全国みそ汁総選挙!」。投票が楽しみです。